今回は、著者の小林正観さんの「神様を味方にする法則」を中心に出した究極の教えです。
楽しい宇宙の方程式をたくさん残されています。
年間300回以上講演されています。
多くの内容が網羅されている一冊だと感じました。
人間関係、仕事、お金、健康すべての悩みを解決し、100%幸せになる方法論が書かれています。
神様を味方にする法則である究極の教えです。
神様を味方にする① ~宇宙に投げかけたものが自分に返ってくる~
「自分が投げかけたものが返ってくる」と言う究極にシンプルな話です。
なので、自分が生きている間に何を投げかけるか、それによって自分に起こってくる現象が変わってくるということです。
どうしたら人の役に立てるか?
と、考え、生きていると自然にあなたに帰ってくることになります。
逆に不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句をくれぐれも言わないようにしましょう。
ある、ジャーナリストが20年かけて2000人を調査して、彼らから学んだお金持ちの秘訣は次のようなものでした。
お金持ちの人は宇宙に向かって投げかけたサービスの総量が膨大だ。
特に、若い時に宇宙に向かってものすごいサービスを膨大に投げかけている、ということです。
お金持ちになった2000人の中で、給料がこれぐらいだからこの給料の分だけ働けばいいとかいう人は皆無だったそうです。
お金持ちになった人は、もらっている給料の何倍も働いており、宇宙に向かって投げかけている量がものすごく多かったようです。
いやいや働いていた人は誰ひとりいませんでした。
宇宙には、今までに投げかけたサービスの総量が報酬となって戻ってくる、と言う法則があるみたいです。
収入がなくてもいいから、自分が楽しくて、面白くて、幸せだと思えることや、食事をしたりトイレに行く時間も惜しいほどやっていたいと、思えるものを見つけたら、それを一生懸命にやる。
そうすると、宇宙に向けて投げかけるものが膨大になります。
給料の何倍も働いている人は、でかけたサービスが膨大な宇宙預金となって積み立てられています。
この膨大な預金がやがて報酬となって自分に降り注いでくるようです。
人生はシナリオ通り、正観さんの中心の教えでいろいろ研究した結果、どうやら自分の人生のシナリオは自分で描いて生まれてきており、そのシナリオ通りに生きているとのこと。
変に頑張りすぎたり、不安に思う必要は無いのですよー、とのことです。
なぜなら、自分でシナリオを描いて生まれてきているので、最終結果として悪い風になるはずがないと言うことなのです。
例えを挙げると、今人生の中で10年に1度不幸と思えるほどの出来事があった場合は、その時期から6ヶ月以内にそれを上回る良いことがシナリオに書かれていることが多いのだそうです。
なので、肩肘張って、頑張りすぎたり、不安になったりなる必要がないのです。
もし、不慮の交通事故で亡くなったり、病気でなくなったりする場合は、どうなのかと言うと、それも全て寿命であり、嘆き、悲しむ必要は無いとのことです。
神様を味方にする② ~実践編~
ありがとう
正観さんによると、「ありがとう」という言葉。
ありがとう、という言葉を気持ちを込めなくても良いので、ひたすら何度も声に出して言うだけで、いろいろな面白いことが起こってくるととのことです。
100,000回言い続けた結果、治るはずのない症状やがんが消えてしまったりなど起こっているようです。
やれば必ず良くなるとは、保証できないようですが、いろいろと奇跡というようなできごとが起こってくるようです。
まず、25,000回言うと涙が出てきて、2~3時間涙が出たあとで、再び、ありがとう言おうとすると、心の底から感謝の念が湧いてくる。
そのあと、25,000回ほど言うと、突然に自分にとってうれしく、楽しく、幸せな奇跡が起き始めるそうです。
1億8,000万回ありがとうと唱えた方が滋賀県にいらっしゃるそうです。
その方は、出かけようとすると、タイミングよく晴れたり、この方が出かけるのが遅れても、電車が遅れたりして、間に合ったそうです。
神様を味方にする③ ~「そわか」の法則~
神様が味方する究極の法則
掃除 笑い 感謝
の3つの頭文字です。
掃除
なぜなら、神様はきれい好きだから。
きれいには3種類あります。
1つ目は姿がきれいな人。
顔や立ち姿、歩き姿、座り姿などです。
2つ目は心がきれいな人です。
3つ目は水回りや身の回りをきれいにしている人です。
1つ目、2つ目では勝負できない人でも3つ目なら勝負できそうです。
と言うことで、水回りの中でもトイレ掃除をすすめているのは特徴的です。
トイレだけではなく洗面所、お風呂場、炊事場も良いようです。
また、最近流行のミニマリストも身の回りをきれいにしている人に当てはまるのではないかと思います。
特に、経済的に困りたくない人は、トイレ掃除をすることを勧めています。
トイレ掃除をして蓋をしめることで、金運がアップするようです。
詳しく書かれていませんが、トイレには烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)と言う、トイレの神様がおり、明王様ありがとうございますと、言いながらトイレ掃除をするとさらに良いと言うのを聞いたことがあります。
個人的には、トイレ掃除をすることで喜んでもらえる人が増えるならやらない手はないと思います。
トイレが混んでいるのに、それを気にせず何10分もかけて掃除したりしない限りは、とても喜ばれる習慣だと思います。
臨機応変に気楽にできると良さそうですね。
笑い
笑う角には福来たる、と言うように昔から笑うことが運気をアップすると言う事は有名な話です。
近年では、笑うことでNK細胞が活性化し、笑うことで免疫が高まることが科学的に分かってきたそうです。
お笑いを見たり、自分が好きなこと、例えば俳優さん女優さんのコンサートなど、会いに行ったり、楽しく感じることをするのが、自然に笑顔が出て健康にも良いと思いますし、仕事にも精が出て良いと思います。
好きなことをして、自分にご褒美をいっぱいあげながら、仕事もしっかりバリバリ働くと言うバランスが一番良いような気がします。
感謝
人間関係 仕事関係 人生
全てのキーワードになるのではないかと思います。
「ありがとう」と、言う言葉を声に出して言うことで、ありがとうを宇宙や他の生命に投げかけることになり、また、ありがとうと言いたくなる現象が、言った回数分だけ起こると言うシンプルな法則です。
なので、できる限り愚痴、泣き言、文句、心配事を言わないということがとても大切なのですね。
神様を味方にする③ ~「きくあ」の法則~
競わない 比べない 争わない
競わない
競わないと幸せになれないのかというとそうではありません。自分はそのまんまでよいのです。
比べない
人と比べることで落ち込んだりするのはもったいないかもしれません。
比べるしようがないのですね。
あなたはあなたなのですから。
個人的にはもし比べるのなら、自分と比べてやる気がでるのなら比べても良いかと思います。
争わない
人と争う必要はありません。
多くの場合は自分の正しさを相手に主張することで争いが生じます。
意見が違ったら相手が正しいと考えてみるのはどうでしょうか。
争うがない世界が広がってくるかもしれません。
神様を味方にする ~まとめ~
病気をした人は優しい人になる
病気が悪いことのように一見思ってしまいがちですが、病気は感謝を教えて、気づきを与えてくれたりする絶好の機会でもあります。
そして、大病した人は優しい人になります。
と言うより本来の優しいあなたに戻すきっかけを与えてくれるのです。
人を変えようとしない
人生の悩みの多くは、「人を変えようとする」ことです。
職場の上司、家族、友人、知人など、この人はこのまんまでいいんだと思い、自分をひたすら向上させていこうとすると、肩の荷が降り、人の役に立ったりします。
人生で起こった出来事は、「今度はこうでましたかぁ」と淡々と、頼まれごとを無理のない範囲で喜ばれる存在として生きることが人間の姿であると説いています。
参考文献
小林正観(こばやし・せいかん) 小林正観CDブック 神様を味方にする法則 (CD付き) 単行本 マキノ出版
コメント