お金への偏見を捨て、お金をリスペクトする!
「お金は汚い」「お金を貯めるのは下品」と思っているかもしれませんが、お金に敬意を払うと、お金と両思いになれます。
お金は決して、ネガティブな存在ではありません。
しかし、多くの人は「お金の話ははしたない」という偏見を持っています。
「お金は汚い」と思っているとお金はないほうがいい、貯めるなんてとんでもないということになってしまいます。
お金へのマイナスの思いは、お金の流れを遮断してしまいます。
それでは、なかなかお金は貯まりません。
お金が貯まらないのが悩みなら、貯金より、家計簿をつけるより、「お金を好きになる」ことが最
初の一歩です。
「お金大好き!」と声に出す習慣をつけるといいかもしれません。
呼び方も大事です。「お」をつけて「お金」と呼びます。
お金に関する愛情がない表現は金運を下げてしまいます。
「給料」ではなく「お給料」、「勘定」でなく「お勘定」と言います。
お金を愛するほど、お金にも愛されます。
お財布の中も大事。
一万円札と千円札、どちらが手前にありますか?
手前に置くべきは一万円札です。
「一万円が私と一番相性のいいお金」というように、セルフイメージを書き換えます。
「お金の先にあるもの」に目を向ける!
「お金がほしい」と言う人は多いですが、実際にほしいものは、お金そのものではなくお金で手に入る「自由」のはず。
お金がほしいとただ思うだけではなく、具体的なビジョンや目標を持つようにします。
お金があれは好きな場所に旅行し、家や車、好みの生活を手にする自由が手に入ります。
っまり、お金とは夢をかなえるエネルギー源です。
この本質が理解できれば、お金をほしがることを恥じることはありません。
お金は空気と同じで、なくてはならないものですが、目的ではありません。
ですから、お金の先にある「お金を使って何をしたいのか?」に目を向けます。
具体的なジョン目標に落とし込んだほうが、ただ「お金がほしい」と思っているだけより、はるかに効果的です。
実は、お金の先にある強い夢、具体的なビジョンにお金は集まってきます。
感謝されるような仕事をしている人にはお金が入ってきます。
ちょうど心臓が血液を体中に行き渡らせるように、「感謝」がお金を巡らせるので
人から喜ばれる仕事をする!
日頃から感謝と社会貢献を心がけていれば、お金は必ず巡ってきます。
感謝されるような仕事をしている人にはお金が入ってきます。
ちょうど心臓か血を体中に行き渡らせるように、「感謝」がお金を巡らせます。
なぜか、お金が回ってこないなら、あなたの働きがあまり感謝されていないのかもしれません。
「お給料のために働く」のではなくその先にある幸せ社会貢献を意識してみることから始めます。
レジ横の募金箱におつりの小銭を入れるだけでも良いです。
感謝と社会貢献が大切です。
そのために旅立たせたお金は、巡りめぐって必ず戻ってくるはずです。
3つのお財布を使い分ける!
お財布は、普段持ち歩くお財布だけではなく、「銀行」と「金庫」をお財布として上手に使う。
とお金がたまります
お金をためるには、3つのお財布を使ってお金を循環させることが大事。
①革のお財布
おすすめは「革の長財布」。
金が全身を伸ばせる「気持ちのいいお金のホテル」にお客さん(お金)は集まります。
②銀のお財布
簡単におろせない貯蓄専用ロ座を持つ。
ポイントはキャッシュカードを作らない。
通帳を持ち歩き、ATMを見かけるたびに小銭を貯金をする。
③金のお財布
自宅に置く金庫。
小さくてもいいので、お金を種類別に分類して置いておけるものにする。
お金の居場所を作って迎え入れます。
お金に愛情を持って、喜んで旅立たせよ!
お金への最高の愛情の示し方ーそれは「いい使い方」をすること。
「すぐに、キャッシュで、よろこんで」使うようにします。
お金の使い方には「消費」「浪費」「投資」の3つです。
「消費」は生活に必要なものを買うこと。
「投資」は、自分の成長や資産を増やすための使い方です。
消費や投資は気をつけないと「浪費」に変わります。
たとえば、「安いから」といって食べきれない食材を買ったり、ギャンブルに使ったりすることも同じ。ムダなお金を使ったと後悔することです。
お金を使うときには「消費」「浪費」「投資」のどれに当たるか自問自答するクセをつけることが、本当に大事。
そして、これは必要な支払いだと思えるなら、「私のところに来てくれてありがとう。さあ旅立ちです。行ってらっしゃい!!」と明るく、愛情を持って旅立たせます。
お金を使うなら、欠乏感・不足感を感じながら使うのではなく、気持ちよく使うのが、お金が帰ってくる秘訣です。
お金を使って人間関係を広げよう
いつも同じメンバーで遊ぶのではなく、たまには違った人との人間関係を広げます。
私たちは、同じメンバーで食事やお茶したり、遊んだりしがちです。
恋人だったら2人きり、友達の場合は2人で遊ふこともあれば、大勢で食事をすることもあるかもしれません。
恋人や友人との食事や遊びも大切な時間です。
しかし、お金を使うのであれば、たまには人間関係(ヒューマンネットワーク)が広がる金の使い方もしてみたいものです。
「人間関係を広げる」と聞くと、ついつい友達に紹介してもらおうとしがちです。
しかし、実際に人間関係を広めるためには逆に知り合いのために別の人を「紹介する」ことにお金を使います。
たとえば、ビジネスパートナーになりそうな人たちや、恋人募集中の2人を自分経由で引き合わせてあげます。
コーヒーを飲みながら2人を紹介したら、自分は席を外しても問題ありません。
紹介が2人にメリットをもたらせば感謝されるはずです。
そして、その2人からも良い人を「紹介してもらう」ことができます。
まず自分が他人に貢献することで、他人からの信用が得られます。その信用が新たな出会いをあなたに運んでくれるのです。
細かいお金の使い道を記録する
無駄遣いをなくすためには、お金の使い道をひたすらメモするのがオススメ。
あなたはお金を無駄遣いしてしまっていませんか?
このような無駄遣いを防ぐためのオススメは、記録に残すことです。
1冊のノートを用意してお金を使うたびに金額と用途をひたすらメモします。
たとえば、お腹が空いているわけでもないのに、お菓子がレジの隣にあると、ついつい手を出してしまいがちです。
そして、たまに過去にさかのぼってノートを見返す習慣をつけます。
先ほどの例のように、ついついお菓子を買ってしまっている人は、ノートにたくさんのお菓子の文字があることに気づくはず。
一つひとつの金額は100円程度など小さなものかもしれませんが、それが100個積み重なれば全部で1万円などと、大きな金額になります。
このような無駄な出費はどんどんカットします。
複数のクレジットカードを作らない
カードを複数枚持つと使いすぎにつながるおそれがあるので、クレジットカードを使う場合は1枚にまとめる。
金銭トラブルを起こす人の多くは、複数のクレジットカードを使っているという調査結果があります。
カードへの請求額が分散されることで、危機感を抱きにくいからです。
たとえば、3枚のカードを持っている人が、1枚のカードを「4万円程度なら支払えるだろう」
と思って軽い気持ちで使ってしまうと、月末には3枚のカード合わせて最大でに12万円が請求されることになります。
「12万円は一度に支払えないから」とリボ払いにしてしまうと、手数料がどんどん膨れ上がっていって最終的に返済しきれなくなってしまいます。
カードは1枚にまとめます。
このような失敗をしないために、請求額を把握しやすくなり、使いすぎを防ぎやすくなるからです。
クレジットカードは、自己管理ができない人が使うべきではありません。
しかし、自己管理ができるのであれば、カード払いには大きなメリットがあります。
それは、ポイントがどんどん貯まっていくことです。
特に、毎月の家賃や水道光熱費などは、出ていく金額も大きいので、その分ポイントが貯まります。
カード払いの習慣がつけば、スマホの料金くらいはポイントがどんどん貯まってポイントで支払えるようになるかもしれません。
引用元
著者 佐藤伝
なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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